Twitter Flock Tokyoに参加してきました
申し込んだチケットが当選してた(落ちた人もいるのかな?)ので、お昼から行ってきました。
前半はFabricの機能や組み込み方などエンジニアリングの話がメイン、後半はマーケティングや広告についての話がメインで午後からの開始でしたが盛りだくさんの内容でした。
Fabricの中でもCrashlytics(とBeta)、Answersは導入すると便利そうな感がありました。 組み込みの事例紹介でサイバーエージェントは全社的に導入していて、リクルートもcameranで導入していると説明がありました。 TwitterKitはTwitterを利用する個人アプリ系で活きそうだなーと思って聴いてました。
エンジニアリングの解説でもTwitterが描いてるビジョン的なやつはすごい伝わってきたのが良かったです。どの方の英語も比較的聞き取りやすかったのも良かった(同時通訳もありました)。
どのモジュールも導入がインスタンス作ってメソッドコールするだけ、というステキ仕様でしたね。テーマはカスタマイズできるよ、と説明してましたが、それ以外の所がどこまで細かい制御ができるのかはわからず(実際に触った方が早い気もしてる)。
プログラムが終わった後のレセプションも料理とドリンクが振る舞われて楽しかったです。料理がすごいオシャレすぎた。写真撮ってないんですが野菜生えてるのを引っこ抜いて食べるやつが衝撃でした。
しかし英語しゃべるの苦手なのはなんとかしないといけないというのを身につまされた1日でした。
TOTP: Time-Based One-Time Password Algorighm のRFC読んだのでメモ
2段階認証(Two Factor Authentication: 2FA)の仕様となっているRFC6238を読んだので要点をメモしておきます。
後半はかなりざっくり書いたので英語得意な方は元資料もご確認ください。 https://tools.ietf.org/html/rfc6238
TOTP: Time-Based One-Time Password Algorighm
HOTP(HMAC-based One-Time Password)アルゴリズムについて説明したもので, 時間ベースの要素をサポートします。
背景
- TOTPはHOTPで使われるカウンターの値を時間に置きかえたもの
- HOTPはHMAC-SHA-1がベースになっている
- HOTPはRFC4226を読むべし
- TOTPはHMAC-SHA-1の代わりにHMAC-SHA-256, HMAC-SHA-512をサポートしてもよい (MAY)
必要要件
要件1
- prover(例: tokenやsoft token)とverifier(例: 認証サーバーや評価サーバー)は現在のUnix timeを知っていてOTPの生成に利用できなければならない (MUST)
- Unix timeの定義は http://en.wikipedia.org/wiki/Unix_time を参照して確認
- proverが使う時間の正確性は時刻の同期をどうやってするのかによって影響が出るよ (ネットワーク越しにおけるproverとverifier間で発生するgapの話)
要件2
proverとverifierは同じsecret、またはsecretを生成する手段を共有しなければならない (MUST)
要件3
鍵生成にはHOTPを使わなければならない (MUST)
要件4
proverとverifierは同じtime-stepの値(Xと定義)を使わなければならない (MUST)
要件5
proverごとにユニークなsecretを持たなければならない (MUST)
要件6
鍵はランダムに生成、または鍵生成アルゴリズムから生成されるべきである (SHOULD)
要件7
鍵は不正に書き換えられないデバイスに保存するのがよく(MAY), 認可されていないアクセスや用途からは守られるべきである (SHOULD)
TOTPアルゴリズム
ざっくり言うと、HOTPのカウンターの要素を時間の要素に置きかえたアルゴリズムです。
表記について
- X は秒単位のタイムステップを表し, (デフォルト値は X = 30) システムパラメータです
- TO はUnix timeの起点となるタイムステップカウントで(デフォルトは TO = 0), これもシステムパラメータ
解説
T = (Current Unix time - T0) / X
で計算できます。
T の値は2038年を越えるように32-bitのintegerをサポートしなければなりません(MUST)
proverとverifierの間でXとT0のパラメータのやりとりの確立方法についてはRFC6030を参照
セキュリティの考慮
- 鍵は相互運用性をやりやすくするためにHMACの出力の長さであるべき (SHOULD)
- 鍵は疑似乱数生成器とかでランダムにすべき (SHOULD)
- SSL/TLSやIPsecを使ってセキュアな通信にするべき (SHOULD)
評価とタイムステップサイズ
- ざっくりいうとネットワーク間のギャップがあるのでそれを考慮しないと認証できなくなる
- タイムステップサイズを広げるのはセキュリティも弱くなるので注意
- 狭すぎても認証通らなくなるし、タイムステップが広すぎても次のパスワードが生成されるまで時間がかかるのでre-loginの時に問題になる
- 30秒がおすすめサイズ
YAPC::Asia Tokyo 2014に参加してきました
今年で2回目の参加でしたが、Perlに限定されない技術系のイベントで楽しめました。 しかし、サービス寄りの発表で1つネタあったのでスピーカー申し込めば良かったな、と少しの後悔もあります。 来年も無事に開催されて参加できそうなら何かしゃべろうと思いますです。
Perlに限定されない、と書きましたが近年の状況ならもっとiOS, Android寄りの話も多くて良さそうですがあんまり無くて、インフラやミドルウェアやWebAppなどサーバーサイド寄りの話が多いのはPerlイベントな感がありました。 いろんな言語に触れる、というのは個人的には楽しいのでYAPCはこの路線で続いて欲しいものです。
@typesterさんのキーノートは年齢も近いこともあっていろいろと刺さるところがありました。自分もストイックに技術を研鑽し続けていくことよりも、人を喜ばせる方に幸せを感じられる人間だよなぁ、と改めて思ったりしました。
来年もYAPC::Asia開催されて欲しいですがこのまま参加者が増え続けたとき、ボランティアベースの運営で大丈夫なのかなというのが心配なところです。運営に携わってる方々の負担がかなり高そうでイベント楽しめたのかな?というのが普通に疑問です。規模が巨大になってきたのでRubyKaigiのように方針転換の時期なのかもしれませんね。
MavericksにSupervisorをインストールしてみた
Mac上でdaemontoolsみたいなことをやる君欲しかったので、使ったことないけど以前から気になっていたSupervisorを試してみました。SupervisorはPython製のプロセス管理ツールです。結論から言うとroot権限が必要ないしconfも書きやすいのでオススメです。
Pythonインストール
homebrewからインストールしましょう。
$ brew install python
pip
Pythonインストール後の画面に表示されるようにsetuptoolsとpipをupgradeします。 (参考:https://github.com/Homebrew/homebrew/wiki/Homebrew-and-Python)
$ pip install --upgrade setuptools $ pip install --upgrade pip
Supervisorインストール
pipで一撃です。公式ドキュメントによるとpipのバージョンが1.4以上は--preオプションつけてね、と記述があるので追記しています。
$ pip install supervisor --pre
supervisord.conf
設定ファイルを用意します。
$ mkdir -p /usr/local/share/supervisor/conf.d $ cd /usr/local/share/supervisor $ echo_supervisord_conf > supervisord.conf
作成した設定ファイルはほぼデフォルトでいいのですが一箇所だけ修正します。 supervisord.conf138行目あたりです。
[include] - files = /etc/supervisord.d/*.ini + files = /usr/local/share/supervisor/conf.d/*.conf
管理下に置きたいプログラムの設定ファイルの作成
Supervisorで管理したいプログラムの設定を作成します。 hubotでサンプル書いてみます。
$ touch /usr/local/share/supervisor/conf.d/hubot.conf
作成したhubot.confに下記の設定を記述します。 hubotの注意点としてnpmが動くようにPATHを通してやる必要がありました。 登録するプログラムに応じてPATHの見直しをしてください。
[program:hubot] command=/Users/mitz/work/myhubot/bin/hubot -a irc --name hubot directory=/Users/mitz/work/myhubot user=mitz numprocs=1 stdout_logfile=/tmp/hubot_out.log stdout_logfile_maxbytes=10MB stdout_logfile_backups=3 stderr_logfile=/tmp/hubot_err.log stderr_logfile_maxbytes=10MB stderr_logfile_backups=3 autostart=false autorestart=true environment=PATH="/usr/local/bin:$PATH",HOME="/Users/mitz/work/myhubot", \ USER="mitz",HUBOT_IRC_SERVER="irc.example.local",HUBOT_IRC_ROOMS="#mitz", \ HUBOT_IRC_NICK="hubot",HUBOT_IRC_UNFLOOD="true"
起動確認
Supervisorが動くかどうか試してみましょう。
$ supervisord -c supervisord.conf $ supervisorctl start hubot
supervisordをlaunchdに登録
supervisordをマシン起動時にプロセスが立ち上がるようにlaunchdに登録します。
$ touch ~/Library/LaunchAgents/com.agendaless.supervisord.plist
com.agendaless.supervisord.plist に下記を記述してください。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd"> <plist version="1.0"> <dict> <key>KeepAlive</key> <dict> <key>SuccessfulExit</key> <false/> </dict> <key>Label</key> <string>com.agendaless.supervisord</string> <key>ProgramArguments</key> <array> <string>/usr/local/bin/supervisord</string> <string>-n</string> <string>-c</string> <string>/usr/local/share/supervisor/supervisord.conf</string> </array> <key>RunAtLoad</key> <true/> </dict> </plist>
これでlaunchctlでsupervisordが動くようになりました。
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/com.agendaless.supervisord.plist
それではよきSupervisorライフをお送りください!
参考リンク
DOMContentLoadedはIE9から使えるが国内ブラウザシェア率どれくらいなのか調べた
前の職場だとPC向けのサイト作ることが多く、jQueryを使ってたので jQuery(document).ready(function() {});
を使ってloadイベントはあまり意識してなかったんですが、普通にDOMContentLoadedを使えばいいですね。
onloadとの違いは画像などページ要素を全部読み込みを待たず、DOMロード完了のタイミングでイベント発火してくれるところです。
DOMContentLoaded - Web technology reference | MDN によるとIEも9から普通に使えます。
日本のブラウザのシェア率は直近1年間だと下記のグラフになります。(参考:http://gs.statcounter.com/)
IE8がまだ12%くらいいますね。。。これはまだ切れない気がする。。。
Mozilla Developer Network見てたらゴジラみたいなのがいた
JavaScript書くときは大変お世話になるGoogle ChromeのDevToolとMozilla Developer Network(MDN)のドキュメント見てたら気づいたんですが、MDN開いたときにChromeのDevToolのConsoleにゴジラみたいなの出るんですね。
よく使ってるのに今更知りました。。。