symfony1.2のロードマップ
1.1が正式リリースされたばかりですが、もう1.2のロードマップが公式ブログで発表されてます。
symfony 1.2 roadmap - Symfony
ザックリと意訳すると、
1.2の新要素
- admin generatorを新しいFormフレームワークで書き直す。ゴールはよりカスタマイズでき、フレキシブルなgenerator
- Propel PluginとDoctrine Pluginをパッケージにバンドル。Doctrine Pluginは公式でサポートするプラグインに格上げ
- よりセキュアなアプリ開発のためにnative input filteringを導入。これはPHP5.2にバンドルされてるfilterエクステンションがベース
- メール送受信ライブラリとしてSwift Libraryを採用
- 特定のJavascriptライブラリをコアへ統合するのは止めて、全てPluginで提供
- project:deployタスクはコンセプトの実証。なので、必要とする適切なデプロイの要素を話し始めてる
- PHP5.2の要素を使うのでバージョンは5.2以上が必須となる
1.1をベースに更に使いやすくなるバージョンとなりそうですね。
また公式ブログにも書かれてあるように1.2が完成形になりそうなので正式移行は1.2で行い、今のうちに1.1を触って新しいアーキテクチャに慣れておくのがいいのかもしれません。
1.1リリース記事より抜粋
Symfony 1.1, as a transition release, will be maintained for one year starting from today, whereas 1.0 will still be supported until January 2010.
http://www.symfony-project.org/blog/2008/06/30/the-wait-is-over-symfony-1-1-released
symfony1.1は移行用リリースなのでメンテナンスも1年間のみです。1.0より短い。
Fabien and the core team have already begun working on the future 1.2 milestone, which will be date driven and no more feature-driven. Also, release cycles will be drastically shorten.
http://www.symfony-project.org/blog/2008/06/30/the-wait-is-over-symfony-1-1-released
コアチームは1.2の開発に既に取り掛かっており、もうFDDじゃなくて期日ベースの開発になっているためリリースサイクルは劇的に短くなりそう。とあります。